風が通る心地よい空間づくりのための「オーニング・シェード」による熱中症対策のお庭の日除け・紫外線対策
お庭の日除け方法・種類について
1、オーニング
オーニングとは建物の外側に設置して、日差しを調整したり、雨をよけたりする機能を持つ可動式テントをオーニングと呼んでいます。電動・手動タイプがあり、風や光に合わせて自動的に動かすセンサーを設置することもあります。
■電動のオーニング施工例
2、シェード
日本の伝統的なもので簾(すだれ)や葦簀(よしず)がありますが、現代の生活様式や住宅スタイルに合わせてシェードの需要が増えてきました。
生地は軽くしなやかなので、金具や紐でパーゴラや憩いのスペースに設置できます。
■建物の壁や専用の柱に固定して設置するシェード
扶桑展示場
■ロールスクリーン式のシェードを
テラスに取付した施工例
3、テラスやパーゴラ
テラスは日除けのみではなく雨よけにもなります。使用されているポリカーボネート板は紫外線を99%カットでき、また熱線遮断タイプの物もあります。
雨よけになるので洗濯物干しスペースなどに活用できます。
■テラスの施工例
■手動で屋根を開閉するタイプのパーゴラ
扶桑展示場
4、その他
簡易に設置できるパラソルなどもあります。
オーニングについて
■太陽熱を自在にコントロール
ほとんどのオーニングは角度や出幅を調節して太陽光を自在にコントロールできます。季節や時間によって変化する太陽光の角度に合わせて、オーニングの角度や出幅を調節し、季節に応じた温度調整が可能です。
■省エネ効果
室内で遮断するカーテンやブラインドは、太陽熱がいったん室内に入ってしまう為、外断熱に比べると省エネ効果は低くなります。オーニングは外断熱なので、夏の冷房費を約33%に抑えることができると言われています。
■紫外線対策
年々、地球上のオゾン層が破壊され、地上に到達する有害な紫外線が増えています。この有害な紫外線は人体に悪影響を及ぼすため、できるだけ直射日光にさらされない生活を過ごしたいものです。オーニングは直射日光を遮ることによって、有害紫外線から身を守り、また大切な家具、床材、草花、ペットなどを守ります。
■目隠し効果
マンションなどの上層階や隣の2階・3階の視線など、上からの視線が気になる時代です。オーニングは太陽光を遮ると同時に、上からの視線も遮ることができ、商品の種類によっては前面フリルが上下可能なタイプもあり、視線を気にしてカーテンやブラインドを使うことなく開放的に暮らせます。
シェードについて
■設置が簡単
建物に隣接するパーゴラ等に取り付ければオーニングとほぼ同様の効果を得ることができます。大きな違いとしては取付・取り外しが簡単で、しっかりとした取付場所さえあれば自由な場所に取り付けることが可能です。また、基本的には生地のみの値段なので価格も比較的安価で、サイズオーダーも可能です。
■安全の強度
当社で紹介させていただく商品は、紫外線対策先進国であるオーストラリア製の物です。ほつれや破れにも強い二重編み構造になっており丈夫で長持ちで、水洗いも可能です。
■取り付けのポイント
しっかりとテンションをかけてシェードを取り付けることで、見た目の良さだけでなく、金具や生地などのバタつきが抑えられるため、劣化や破損のリスクが軽減します。シェード生地は使用環境や保管状況により伸縮が起こります。また、生地にテンションをかけて取り付けることで生地が伸びる性質がありますので、これらの性質を理解し、調整機能のある金具を使用して取り付けます。シェードを柱に取り付ける場合は、柱の強度と、柱が地面に確実に固定されている必要があります。使用中は金具の取り付け箇所等にゆるみが無いか定期的に確認が必要です。
テラスについて
■テラス屋根のメリット
リビングなどの掃き出し窓につなげて設置されるケースの多いテラスは、憩いの場やガーデニングを楽しむスペースとして利用されます。また強い日差しを遮り、洗濯物干し場、ペットスペースとしても利用でき、急な雨でも安心です。各メーカーから様々なデザインのものが用意されており、外観デザインのポイントともなります。また勝手口まわりに設けることで、ごみの一時保管などバックヤード的な使い方もあります。
■屋根材のポリカーボネート板
各メーカーによって性能の差はありますが、ガラスに比べて約250倍の耐衝撃強度があり、紫外線はほぼ100%カットします。熱線遮断タイプの場合は約70%の熱線を遮断し夏の冷房費を節約できます。明るさを確保しながら熱をカットすることが可能です。
■プライバシー保護にも
オプションの前面スクリーンなどを取り付け、見えにくいポリカーボネート板の色を選択することで、部屋の中や洗濯物が丸見えになることなく、プライバシーを守り、風雨の吹き込みも軽減できます。