手間を軽減した芝生!省管理型コウライ芝「TM9(ティーエムナイン)」
省管理型コウライ芝 TM9(ティーエムナイン)
あのトヨタ自動車が開発したことで有名な芝生です。
草丈が伸びにくく、芝刈りや肥料の回数が少なくて済み、管理が楽な芝生です!
特徴 その①
芝の草丈が一般的な和芝(高麗芝)の半分以下
草丈が短いことで芝刈りの回数が大幅に少なくなります。
特徴 その②
肥料の量も半分以下に低減
芝刈りで失われる肥料分が少ないため、施肥量を半分以下に低減可能。
特徴 その③
美しいターフ
節間が短いため、緻密なターフを形成します。緑色が濃いため、美観が維持しやすいです。
芝生「TM9」の施工・管理について
芝張りに適した時期は「3月~5月」です。
芝張りに最も適した時期は3月~5月です。和芝(高麗芝など)は冬の休眠期には地上部分が枯れて成長が止まります。暖かくなってくる3月ごろに新しい芽が吹き夏にかけて成長します。
そのため休眠期の冬場12月ごろから2月の間に芝生を張っても成長しないため根が張らず地面に置いた状態になり養生期間が長くなります。また逆に夏場は成長期なので生育には問題無いですが暑さにより水やりが追付かず枯らす危険性があります。そのため春の3月~梅雨前の5月が一番適しています。
冬場に芝張りをされる方は、成長が始まる春からの水やりが重要です。冬に張った芝生は簡単に言えば地面に置いてあるだけで成長していません。そのため春からが生育の本番で根付くまでの約2か月間は気にして水やりをしなければ枯れる危険性があるので要注意です!
芝刈りについて
TM9は芝刈りの回数を減らす目的で開発されていますが、4~6月の穂が出揃った後には必ず芝刈りを行います。(種が実って、こぼれ種が発芽した場合には、まれに草丈の高い固体が生じる場合があります。)
刈り高の目安は現状の草丈の1/3程度を目安に調整します。それより低刈りを行うと軸刈りとなり芝にダメージを与えますので、ご注意ください。 養生直後に、草丈が伸びたり、草丈を短くしたい場合には、季節に関わらず芝刈りを行います。刈りカスは回収して、芝生の上に残さないようにします。
水やりについて
芝張り後、2か月間は養生期間として根が張るまでは乾燥に注意して毎日で良いので十分に水をあげてください。
養生期間後、根付いた芝生については晴天が続いた場合、週に1回を目安にたっぷりと与えます(4月~10月)。 水不足になると、葉が針のように巻いて全体が黒ずんで見えます。早急に水遣りを行いますが、少量の水を長時間にわたって与えた方が、水が地中深くまで浸透するため効果的です。
芝の規格について
1枚の芝は37.1cm×30cmです。1束=1m²分で9枚になります。