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虫のこない庭づくり!庭の虫が多い方のための虫除け対策

 

素敵な庭に必要不可欠といっても過言ではない庭木や草花など植物の存在。

庭木や草花を育てるうえで付き合っていかなければならないのが「虫」です。

植物が庭に無くても虫は発生することもあり、悩まれているという声を多く聞きます。

これからの虫が活発になる季節を迎える前に知っておきたい対策と庭作りのポイントをご紹介します。

  • 庭に虫が発生するのはどんな場所・環境なのか
  • 虫を発生させないための庭作りのポイントと対策
  • 庭木に発生する虫の予防と対処法

 

1、庭に虫が発生するのはどんな場所・環境なのか

 虫が発生しにくい庭にするためには、まず虫がどんな場所・環境を好むのかを考えると良いです。

基本的に虫は自分たちが過ごしやすい場所に集まります。主に湿気のある風通しの悪い場所、花や実など食料となる物がある場所が考えられます。

 

湿気のある風通しの悪い場所

 例、雨が降ると水たまりになる水はけの悪い場所、道路の側溝、雨水などの排水枡、ウッドデッキの下、塀の裏側、植込みなど

虫の食料となる物がある場所

 例、花壇の草花、庭木(特に花や実がなる木)、落ち葉が溜まった土壌

 

これらの場所は虫が発生したり寄せ付けたりするので注意が必要です。殺虫剤などを使うなどは最終手段として、まず基本的に虫の発生しやすい環境をどう改善するかをご紹介します。

2、虫を発生させないための庭作りのポイントと対策

湿気対策 水はけ・風通し・日当たりの改善

 雨が降った後、長時間水たまり残ったりするようであれば、土の入れ替えによる土壌改良や雨水の排水枡の設置を検討します。

 また、単に地面が凹んでいるようであれば土を足すだけで解消できる場合もあります。土を入れる際、勾配をとり排水先を考えておくと良いでしょう。

 風通し・日当たりについては庭木や雑草など植物がうっそうと茂っていたりすると風が通らないのと日陰が多くなってしまいます。

 手間ではありますが、庭木の剪定・雑草の除去は最低限必要です。また落葉した葉っぱもこまめに掃除しましょう。

虫が嫌う植物を植える

 虫が嫌う植物で代表的なのが「ハーブ」です。ハーブの中にはシトラールやカンファーといった虫が嫌う成分を持つ種類があります。

 それらのハーブを植えることで虫よけ対策になると共に視覚的にも良く、ハーブによっては料理にも利用できるものもあり好まれています。

 蚊はもちろんダニやハエなどにも効果的です。ゴキブリの忌避効果もあるようです。

おすすめのハーブ

タイム

  ・・・芝生みたいに地面を覆うことが出来るハーブです。踏まれても丈夫で繁殖力も旺盛で容易に育てれます。かわいらしい花も咲き、常緑なので冬も枯れることはありません。

ペパーミント

  ・・・ハーブティーなど料理にも使われるミントです。プランターや鉢などでも容易に育ち、虫よけ効果が比較的強い種類です。

ゼラニウム

  ・・・蚊が好む二酸化炭素を探知する能力を低下させることで、蚊が人間を見つけにくくする効果があるそうです。

ローズマリー

  ・・・小さな花をつける美しいハーブです。網戸付近などに置いておくと、虫の侵入を防いでくれます。とても育てやすいハーブとして幅広い層から人気の植物ですが常緑低木なので放っておくと大きく成長しますのである程度成長したら定期的に刈込した方が良いです。

ハーブを育てるうえで注意しないといけないのがハーブの繁殖力で、地植えすると望んでいない場所にも生えることもあります。植えるハーブによっては鉢やプランターに庭の要所に置くのも良いでしょう。

 

3、庭木に発生する虫の予防と対処法

 春から夏にかけて木は成長期を迎えますが、その一方で害虫の繁殖も活発になります。

 害虫は木を虫食い状態にするだけではなく、木の成長を妨げたり、ひどいと枯らしてしまうこともあります。

 大切な庭木を害虫から守るためにやるべき予防法をご紹介します。

庭木の生育環境を整える

 まずは害虫を寄せ付けない環境を作りましょう。木全体に日光が当たるようにして風通しを良くすること。

 暗くてジメジメした環境では木自体の元気がなくなり害虫が発生しやすくなります。

 不要な枝を切り落とし、枯れ枝や枯葉を除去することで風通しや日当たりが良くなります。

 また植物の病気になり弱った木には害虫が付きやすく、逆に害虫が付けば病気になりやすくなります。

農薬の散布

 庭木の農薬は主には既に付いてしまった害虫を殺すものがほどんですが、中には虫を寄せ付けないようにする「忌避効果」のある農薬もあります。地面に散布して根から成分を吸い上げ木自体を虫に強くするものもあります。

庭木に害虫がすでについてしまっているようであれば、直接取り除くか、薬剤の散布での対応となります。

付いた害虫をよく見て害虫に合った薬剤を選ぶ必要があります。

一度、害虫が付いてしまうと薬剤を散布しても、害虫が付く環境を改善しない限り、繰り返し害虫が付く場合があります。

生育環境を整え、病害虫の被害から大切な庭木を守りましょう。

水たまりをつくらない

雨水を流すための雨水の配管の途中に雨水マスがありそこには常にに水がたまっています。雨水マスのフタに蚊が入る隙間がある場合そこから蚊など水がある場所で繁殖する虫が入り込んで水の中に産卵して繁殖します。それを防ぐためには隙間のないフタに交換するかマスのふたの内側に網戸のようなネットをはることで繁殖を減らすことができます。またU字溝や放置したタイヤや空き缶等にも水がたまるため同じことが言えるので、水がたまる場所を作らないようにしましょう。

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