天然木と木樹脂デッキの違い【ナチュラルガーデンのすすめ①】
ナチュラル&エコロジー
魅力あふれる天然木デッキ
天然木と聞いて「腐る」とか「メンテナンスが必要」とかマイナスなイメージを持たれている方が多く、近年では樹脂デッキ(木の粉を樹脂で固めた素材)がウッドデッキの主流となっています。
今回は主流となっている樹脂デッキでは無く、天然木製のウッドデッキをお勧めしたいと思います。
天然木デッキと樹脂デッキの違い
天然木と木樹脂の違い
木樹脂の場合・・・
(良いところ)腐らない・経年劣化が少ない・メンテナンスがいらない
(悪いところ)直射日光下で熱くなる・加工に制限がある
・処分するときに産業廃棄物になり処分に困る
天然木の場合・・・
(良いところ)・木材の自然な見た目・風合い・触り心地の良さ・熱くならない
・経年劣化してもそれが味になる
・加工がしやすい(ハードウッドは堅いですが・・・。)
(悪いところ)・材の種類によって耐久年数が異なり、耐久年数の短い物は
保護のために塗装をする必要がある。
・経年劣化(割れ・反りや歪み・ささくれなど)
お勧め天然木材のご紹介
■エコアコールウッド
天然木の欠点である割れ・腐れを克服した画期的な保存処理木材。
国産杉に低分子フェノール系木材保存材「エコアコール」を加圧注入し、養成後乾燥・熱硬化処理を施した保存処理木材です。木材の欠点であった割れと腐食、シロアリ被害を抑制されています。
お勧めポイント
①耐久年数 17年以上 ・・・設計理論上では90年もつとされています。
②シロアリ・割れ抑制
③軽くて加工しやすい
④杉の良い香りがする
⑤着色しても色がのるのでお好みの色にすることができる
⑥燃やしても有毒ガスが出ない
⑦国産資源の有効利用につながりエコロジー
■ハードウッド 「ビリアン(ウリン)」
ボルネオ鉄木と呼ばれ、20年以上の耐久性をもつハードウッドの代表格
ビリアン(ウリン)はハードウッドの中で最も知名度の高い木材です。輸入木材で伐採・輸出に制限がかかり供給が不安定な時もあります。
お勧めポイント
①耐久年数 20年以上 この木材以上の耐久性があるものは無い!
②水にも強いので水がかかる場所でも安心
短所・・・赤い樹液が染み出し、地面を汚す。割れや反りが発生する。
色がのらない。堅い木材なので電動工具が必要。
まとめ 天然木でも耐久性がありメンテナンスも不要なものがありますので木樹脂デッキも良いですが天然木デッキを是非ご採用ください!