外構工事のプロのおはなし

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ライフスタイルに合った素敵な新築外構工事の進め方とプランニングのポイント

建物新築時の外構工事のすすめ方

新築外構工事とは・・・

新築外構工事とは、建物を新築する際に必要となる建物の外回りの工事全般を言います。
例えば、敷地境界のブロック塀やフェンス・門廻り・駐車スペース・アプローチや庭などがあります。
建て替えの新築の場合、既に外構があることもありますが新しい建物に合わせて壊して作り直す場合もあります。

新築外構工事計画を考え始めるタイミング

建物を新築される際、間取りや内装・外観など建物自体のことを考えるのに精いっぱいになってしまい、外構工事のことを忘れていたり後回しにされてしまう事が多いです。

外構工事計画を進めるうえで大事なのは、考え始めるタイミングです。
タイミングとしては建物の計画と同時進行で外構も計画するのがベストです。

外構は建物の印象を左右します。
新しい家で快適に生活していくうえで大切なものになります。
むしろ外構計画に合わせて建物を見直くらい、建物と同じようにじっくり検討し計画することをお勧めいたします。

 また、後で「お金がないから理想の外構が出来なかった・・・。」とならないように、外構工事の金額がどれくらいかかるのかを早めに知っておく事も重要です。早く分かれば建物のローンなどの資金計画に組み込むことも考えることができます。

プランニングから工事着工・完成までの日程目安

 一般的に外構工事は建物引き渡し後にしか工事を始めれません。
外構工事を建物引き渡し後すぐに取り掛かる為には、施工業者の混み具合にもよりますが、目安として1~2か月前には外構工事の内容決定及び契約をする必要があります。
外構工事のプランニング・見積もりを変更や修正を数回したとして、初回受付から内容の決定まで1~2か月かかるため、逆算すると引き渡し予定日から4か月くらい前には相談しはじめると良いです。

 補足ですが、外構工事自体の工期としては規模の小さいもので2週間~3週間、内容が大きいと約1か月以上かかる場合もあります。
引越の目安として外構も完成したうえで引っ越しをしたい場合は、引き渡し予定日の1か月後くらいで考えた方が良いでしょう。

ただ、仮住まいの家賃と住宅ローンが2重でかかる場合があるため入居した状態で外構工事をする場合の方が断然多いです。
このように外構工事の計画・契約・着工・完成まで建物と同じくらいの時間がかかりますので、余裕とゆとりを持って外構計画をしましょう。

新築外構工事のプランニングのポイント

  1.  ライフスタイルや家族構成
  2.  何が必要か・何にこだわりたいか優先順位を決める
  3.  お好みの外構スタイルを決める
  4.  先行工事の必要性
  5.  敷地の高低差について
  6.  周辺環境への配慮
  7.  予算について

ポイント① ライフスタイルや家族構成

 外構を考えるうえで重要なことは住まわれる方のライフスタイルや家族構成です。住む方が夫婦のみや小学生のお子さんがいる5人家族、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に、など様々です。また、「共働きで家にいることが少ない」とか「奥さんは専業主婦で赤ちゃんがいる」「一緒に暮らす祖父母の足が悪い」「旦那さんの趣味はバイク」といった個々の生活にも配慮し、外構の内容を検討していくことが大切です。さらに今現在だけではなく将来のことも考えて計画できると良いです。

「  共働きで平日家にいない」・・・防犯面に配慮する、庭の手入れは難しい
「中学生の息子がいる」・・・通学用の自転車置場
「赤ちゃんがいる」・・・ベビーカーの通路、段差の軽減
「足の悪い祖父母と同居する」・・・スロープや手摺の設置、段差のないアプローチ
など

ポイント② 何が必要か・何にこだわりたいか優先順位を決める

次に外構の中で何が一番必要なのか・何を一番こだわりたいのかといった優先順位を決めると良いでしょう。
弊社などの工事業者に初めて相談する際、見当違いのプランを提案され時間を無駄にしないよう、優先順位やこだわりたい点を伝えることが重要です。
単にカーポートやウッドデッキが欲しいといった物の優先順位もありますが、価格・デザイン性・機能性といったことの優先順位も決めておくと良いです。
ほしいものをプランに組み込んでいくと当然金額は上がってしまいます。家族でよく話し合い絶対に必要なものから優先順位をつけていきましょう。

ポイント③ お好みの外構スタイルを決める

 外構のスタイルには大きく分けて「クローズ外構」と「オープン外構」の2パターンがあります。

〈クローズ外構〉

昔からある一般的な日本の外構スタイルです。道路や隣地との境界をブロック塀やフェンスで囲い、出入り口の門扉を設けるといったスタイルです。

メリットとしては、周囲を囲むためプライバシーを確保でき防犯面にも優れています。
デメリットとしては近隣住民との関係を遮ってしまう可能性があったり、塀を作る事で逆に防犯面を悪くすることもあります。(不審者が隠れれるといった)

あとブロック塀やフェンス・門扉といった工事箇所が増えるので「オープン外構」に比べコストがかかります。

 

〈オープン外構〉

 近年多くなってきているのがこのスタイルです。クローズ外構とは逆に塀やフェンス等で囲わずオープンにする外構スタイルです。

新築外構工事メリットとしては必要工事が少なることによってコストを抑えることができます。
また、オープンにすることによって解放感があったり顔が見えることによって近所の方との交流が増えることも考えられます。
シンプルな外構にすることでこだわって作った家を視覚的にアピールすることも可能です。

デメリットとしては、基本的にオープンなので歩行者や車が侵入できること、プライバシーが確保しにくいことがあげられます。
防犯面については侵入できるという点では劣りますが、隠れる場所が無いことは逆に防犯になります。

オープン外構とクローズ外構の両方を組み合わせたセミクローズ外構もあるますので環境や好み・予算に合わせてプランニングをしましょう。

 

ポイント④ 先行工事の必要性

先行工事とは、建物を建て始める前にやっておく工事のことです。
良くあるのは敷地境界のブロック積みです。
主に家を建てる際に土が崩れないように土留めをする目的が多く、ハウスメーカーが手配する業者でやってしまう事がほとんどです。
ハウスメーカー手配だと高い場合があり、お施主様が別の外構業者に依頼することもあります。

家が建ってしまったあとでは施工がしずらくなる場合なども先行工事をすることで無駄な費用を抑えることもできるかもしれません。
但し、外構工事が2期に分かれることにより、全部一気にやるより見積金額は高くなります。
効率の良い外構計画をすることで費用や工期の短縮につながる場合もありますので相談してよく考えましょう。

ポイント⑤ 敷地の高低差について

建物を設計・建築する際に、測量といって敷地の高低差を計って、高低差の基準となる点「BM(ベンチマーク)±0」を決め、建物が建つ地面の高さを決めます。図面には「申請建物 設計GL=BM+300」とかと表記されます。
GLとは「グランドライン」という意味で、「+300」という部分が基準点BMからの高低差が30㎝あると言う意味になります。
一般的にはBM±0は道路の側溝や境界杭などが多いです。

この高低差が、外構工事には重要なポイントとなります。
高低差が高ければ、ブロックを高く積まなければいけなかったり、階段を多く設けないといけない等、高低差が低いよりも工事規模が大きくなりその分費用も高くなります。

逆に高低差が極端に低い場合は、駐車場のコンクリートの標準勾配が取れなくなったり、敷地内の雨水を外に排水できないなんてことも考えられます。
大雨時の浸水が怖いからといって安易に土地を盛土して高くすると外構費用に大きく影響しますので、建物の計画を進める際は、外構工事のことも考えて「設計GL」を決めることが重要です。

ポイント⑤ 周辺の環境を配慮

 家を建てるにあたって建てる土地の周辺環境は事前に調べるかと思います。
外構計画についても周辺環境に配慮することもこれから永く住んでいくために考えておきたいポイントです。

 例えば、近くに学校があったり家の前が通学路だった場合、駐車スペースの位置や車の出入りを考えたり、お隣にアパートがあるとかお隣の家の間取りによっては目隠しフェンスを検討します。
また大雨の時近くの川がよく増水するとか、高台なので台風の時、風の影響を受けやすいなど地形や自然災害も考慮しておくと良いです。

ポイント⑥ 予算について

 一般的に外構工事の費用の目安として建物の建築費全体の1割程度(建築費2000万なら200万、3000万なら300万)にするとバランスの取れた外構になると言われていますが、建物に対して敷地が広かったり、盛土等で道路との高低差あるなど環境によって異なるので一概には言えません。
今までの経験上、必要最低限の外構でも150~200万くらいはかかります。

 住宅と外構工事を合わせてローンを組まれる場合を除いて、手持ちの資金から用意することが多いので、あらかじめ外構にかかる予算を把握しておくことが重要です。

 

建物に全力を費やしてしまい外構に回す資金が無いといった方が多くみえます。
立派な家なのに外構が・・・といったお宅も多いのが現状です。
早めに外構工事の見積を取り建物計画と同時進行で外構計画も進めていくことが、理想の素敵な住まいを手に入れることにつながります。

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